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大井川鐵道できかんしゃトーマス号に乗れる企画がパワーアップ。今年はジェームス号も走行

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2014年に大きな話題を呼んだ、本物の蒸気機関車『きかんしゃトーマス号』が大井川鐵道を走る企画が、パワーアップして2015年も開催。今年はなんと、トーマス号だけでなくジェームス号も走行するほか、千頭駅には新たにトーマス号の親友、パーシーやヒロも展示。日程によっては千頭駅にパーシー、ヒロ、トーマス(またはジェームス)の3台が並ぶパフォーマンスも行われる予定だ。『きかんしゃトーマス号』の走行は、2015年6月7日(日)から行われているほか、ジェームス号の走行は、2015年7月11日(土)より開始。どちらも新金谷駅から千頭駅までの大井川本線を走行する。ジェームス号走行初日の7月11日(土)は、新金谷駅ホームにトーマス号とジェームス号が並ぶという、トーマスファンにはたまらない光景が見られるほか、同日にはトップ・ハム・ハット卿も登場し、2台に激励の声をかける予定だ。

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左から、パーシー、ヒロ、トーマス、ジェームス。これは報道用の特別走行日のみ見られた光景

トーマス号とジェームス号の運転日や時間は、こちらをチェック。現在予約がいっぱいの状況だが、キャンセル待ちを狙ってみよう。もし予約がとれなくても、大井川鐵道周辺にはSLを眺めて楽しめるスポットが満載。また、千頭駅構内や音戯の郷では『トーマスフェア』も行われており、トーマスのゲームやアトラクションで遊べるほか、トーマス関連グッズも多数購入できる。トーマス号やジェームス号に乗車できなくても楽しめるので、この夏は大井川を家族で訪れてみてはいかがだろうか。

大井川鐵道株式会社のホームページはこちら

企画の様子が詳しくわかる2014年のブログ『大井川鉄道できかんしゃトーマス号に乗ってきた』はこちら

トーマス号とジェームス号が新金谷駅に並ぶ時間
2015年7月11日(土)9時30分
トーマス号の発車 新金谷駅 10時00分発(千頭駅 11時13分着)
ジェームス号の発車 新金谷駅 10時38分発(千頭駅 11時51分着)

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DSC_1391車内販売の女性は口達者なので、子ども連れの親はおもちゃを購入させられてしまうこと間違いなし

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『きかんしゃトーマス弁当』(1000円)は予約制でトーマス号、ジェームス号に乗車中食べられるほか、大井川鉄道の主要駅売店でも販売予定。大井川鐵道を走るトーマス号やジェームス号を見つつトーマス弁当を食べるのもよい

DSC_1466新金谷駅から千頭駅に向かう途中に車内から見られる吊り橋。地元の幼稚園児は遠足で渡るらしい。すごい度胸試しだ

DSC_1479車内でハーモニカを吹いてくれるSLおばさんも健在

DSC_1787転車台で方向転換するジェームス号。昨年見られなかった光景だ

DSC_1976トーマスグッズ販売もパワーアップ

©2015 Gullane(Thomas)Limited.


50m走のタイムトライアルを各都市の街中で。SWEAT50がムービーを公開

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女子

始発が走りはじめたばかりの早朝の原宿、竹下通りに、ランニングウェア姿の大人たちが集まっていた。各自和やかに談笑しつつも、その顔にはかすかな緊張の色が伺える。そして、竹下通りに設置された計測器とゴールテープ。そう、彼らは今から、竹下通りの50mを使ったタイムトライアルに挑戦するところなのだ。

『SWEAT50 TRIAL』と名付けられたこの企画は、日本中の、そして世界中の様々な街で、小学生から大人までが50mのタイムトライアルに参加するソーシャルスポーツプロジェクト。伝播的なムーブメントとして「体を動かす事の歓び、爽快感をより簡単に、より多くの人に感じてもらうための仕掛け」を提案するものだ。今回、竹下通りと代々木公園で行われた同プロジェクトの初のイメージムービーが公開されたので、紹介したい。

参加者は20代から40代までの男女。皆、日頃からそれなりにトレーニングに勤しんでいるようで、平均タイムは7秒台とハイレベルだ。目指すは夢の6秒台。毎回、走者がスタートラインに立つと、その走りっぷりとタイムを見届けるべく、その場にいる全員が釘付けになる。

スーツ1サラリーマンも全力疾走

最速6秒台を記録した猛者も数名いた

同プロジェクトでは今後、渋谷区、鎌倉市、逗子市を候補に、市町村の地域イベントなどで小規模のテストトライアルを実施予定。日本中、世界中で様々な人々が50mタイムトライアルを自発的に始めるためのキャンペーンを展開する。 その後、フラッグシップとなる街でのタイムトライアルイベントを実施し、50mのタイムトライアルを、ランニングに次ぐ幅広い年代の男女が気軽に参加し競いあえるイベントとして育てていくという。

躍動感2

普段、運動神経にまつわる会話で必ず飛び出すのが「50m何秒だった?」という質問。日本では、学生時代に計った50m走のベストタイムは一生付いて回るものだったりする。実際、輝かしい記録の保持者でなくとも、この質問への答えを持ち合わせていない人は稀だ。自身の記録に不甲斐なさを感じている人にとっては恐怖の質問でもあるのだが、とにかく、「50mが何秒だったか」は、日本人にとって重要なデータなのだ。そして、タイムとともに思い出すのは、全速力でゴールテープに向かって疾走するあの爽快感。走りの速い遅いに関わらず、思い切り走るあの楽しさ、そして、0コンマ1秒でも記録が更新できたときの嬉しさは何ものにも代え難い。久しくあの爽快感と興奮を味わっていない人は、同プロジェクトに参加してみるといいかもしれない。


『Sweat 50 TRIAL』の詳しい情報はこちら

ピーター・サヴィルと倉石一樹がコラボ。ニュー・オーダーの新作でTシャツ付限定盤

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2015年9月23日(水)に10年ぶり9枚目となるオリジナルアルバム『ミュージック・コンプリート』を発売するマンチェスターのロックバンド、ニュー・オーダー。今回、同作のジャケットデザインを手がけたピーター・サヴィル本人のリクエストにより、日本スペシャル企画として、クリエイティブディレクターの倉石一樹とのコラボレーションが実現。ジャケットデザインをもとにした特製Tシャツを作成し、『ミュージック・コンプリート』のTシャツ付限定盤を販売する。

倉石一樹氏 A写_small

    倉石一樹

ニュー・オーダーをはじめ、ジョイ・ディヴィジョン、ハッピー・マンデーズなどのジャケットデザインを手がけてきたピーターだが、それらのアートワークが配されたTシャツはいまだに人気が高く、ジョイ・ディヴィジョンの『Unknown Pleasures』のデザインなどは、音楽は知らずともアートワークは知っている、という人も多いのではないだろうか。今回は倉石一樹がピーターのデザインをTシャツへ落とし込んだことで、普通のバンドTシャツとはひと味違う雰囲気に仕上がっている。手に入れれば、一生自慢のネタにできそうだ。

ニュー・オーダー『ミュージック・コンプリート』の詳しい情報はこちら

ブラーの香港コンサートが生中継。KKBOXのサイトとアプリで視聴可能

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イギリスのロックバンド、ブラー(Blur)が2015年7月22日(水)21時00分(日本時間)から香港で行うライブを、アジア最大の定額制音楽配信サービス『KKBOX』が生配信することが決定。

周知の通り、イギリスのアルバムチャートで初登場1位を獲得した最新作『ザ・マジック・ウィップ/The Magic Whip』は、香港にインスパイアされ香港で制作された作品である。先日、『KKBOX』によるインタビューでも「僕たちが2013年に行なった香港ショーには、忘れがたい思い出があるよ。たくさんの人が集まってくれて、その多くがとても若い人たちだったんだ。信じられないくらいにね!」と語るなど、同ライブへの本人たちの意気込みは充分だ。

来日公演も待望されるブラーだが、ひとまず、日本のファンはこの生中継で今のブラーを体感してほしい。

生中継専用ウェブサイトはこちら
KKBOXアプリのダウンロードはこちら

『インタビュー:ブラー』はこちら

神主と読む「火の鳥」で神道を学ぶ、向源によるマンスリーイベントがスタート

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今年も世界最大級の寺社フェスを増上寺で開催した『向源』が、タイムアウト東京とのコラボイベントとして『Kohgen Lounge』をスタート。恵比寿のTime Out Café & Dinerを会場に、ほぼ毎月、向源由来の興味深いコンテンツを英語で発信する。

初回となる今回は、『Shinto meets Manga』と銘打ち、手塚治虫の代表作でありライフワークだった名作『火の鳥』を題材に、茨城県石岡市の常陸国総社宮の神主 石崎貴比古が神道入門の講義を英語で行う。また、イベントの後半には向源代表のDJ僧、友光によるDJタイムも行われる。

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神道や神社、日本のことが好きそうな外国人の友人のいる人は前半から。英語が分からなくても平日のパーティーを楽しみたい人は、20時30分からのパーティータイムに足を運んでみてほしい。

『Kohgen Lounge 向源&タイムアウト東京:Shinto meets Manga』の詳細はこちら

ハラルを謳えばそれでいいのか、セカイカフェ押上店で世界の食を考える

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セカイカフェ押上

「世界中の人と同じテーブルを囲んで楽しむこと」をコンセプトとしたカフェ、SEKAI CAFE。2014年11月に浅草店を開店し注目を集めた同カフェが、2015年6月24日に押上に新たな店をオープンした。ムスリムやベジタリアン、アレルギーに配慮した同店では、全メニューにおいて、アレルギー素材、宗教禁忌素材などがピクトグラムにて一目で分かるようになっている。

セカイカフェ押上メニューメニュー写真の右下には使用している素材のピクトグラムが

セカイカフェ押上メニュー菜食主義に加え、ニンニクやタマネギなども食べられない中国の「素食」に対応したマークも(右上)

また、グルタミン酸ナトリウムなどの化学調味料、トランス脂肪酸、遺伝子組み換え食品も不使用と、食にこだわりを持つ様々な人々がともに食卓につくことのできる空間を提供する。とりわけ細やかに対応しているのが、タイムアウト東京でもセミナーなどで取り上げてきたムスリムのハラルだ。

世界目線で考える。ハラル編 ハラルの説明タイムアウト東京セミナー『世界目線で考える。ハラル編』より

イスラムにおいて不浄とされる豚肉および、豚に由来する素材は、同店において一切使われておらず、瓶ビールこそ提供はされるものの、キッチンとは離れた冷蔵庫に保存されており、キッチン内ではアルコールは使用されない。また牛肉や鶏肉などの肉類は、ブラジルなどそれぞれの産地で適切な屠殺がなされた「ハラル肉」を使用。それほどまでに注意を払っているムスリム対応だが、しかしながら同店は、日本においてハラル認証団体の認証を取得するつもりはないという。7月8日、同店にて開催された、ハラルについての勉強会に参加し、その理由を探ってみた。

ハラル開国懇親会

同会は、SEKAI CAFEの運営、ラオックスへのムスリム向け商品販売(Smile Infinity)などを行う、株式会社「日本SI研究所」営業の芝山則敬のほか、先日の『タイムアウト東京ブログ』でも取り上げた「ハラールメディアジャパン株式会社」の守護彰浩、そして、日本製品のムスリム市場への進出サポートと日本のムスリムウェルカム化を支援する「一般社団法人メイドインジャパン・ハラール支援協議会」理事長の高橋敏也による共同開催。ムスリム市場の現場の情報が豊富に得られる同会は、以前より不定期的に開催されていたが、今年に入ってからは月1回のハイペースで、興味のある者なら誰でも参加できる情報共有会として定期開催されている。マーケットへの熱い注目を物語る証左にほかならない。

メイドインジャパン・ハラール支援協議会、高橋メイドインジャパン・ハラール支援協議会の理事長、高橋敏也

メイドインジャパン・ハラール支援協議会の理事長、高橋敏也からは、大型免税店ラオックスに導入した「Muslim Welcome」コンセプトをはじめとした最近の事例の紹介や、今後の活動や市場の予測について情報共有がなされた。今まではムスリムを案内できる店といえば、ムスリムがシェフやオーナーをしている、インドカレー屋やインドネシア、マレーシア料理などの多国籍料理の店ばかりだったが、同協議会がサポートした、焼肉店や寿司屋などの日本食の対応を進めている飲食店の増加には驚かされた。せっかく日本に来たのだから日本食を食べてもらいたいと、日本食を中心に、第一歩から始められる対応を、同協議会として今後もサポートしていくという。しかし、それでも日本はまだ準備が整っていないと、高橋は指摘する。高橋が強調するのは、訪日観光客を悩ませる大きな要因になっているコミュニケーションの問題だ。英語で会話をすることは難しくても、メニューに使用している食材を英語で表記することは、それほど複雑な作業ではないだろう。SEKAI CAFEのようにピクトグラムやイラストを用いても分かりやすい。

セカイカフェ看板ピクトグラムのほか、SEKAI CAFEは外看板にもハラル対応、ベジタリアン対応などが一目で分かる英語のサインを掲げている

続いて登壇したのは、ハラールメディアジャパン株式会社代表取締役の守護彰浩。先日のブログでも取り上げた通り、世界初の日本のハラル情報を英語で届けるメディアを展開するほか、日本のハラル対応レストランを検索できる『HALAL GOURMET JAPAN』も提供している。バイタリティ溢れる守護が、現場の声を集め辿り着いた答えは「ハラルに正解はない」ということだと言う。それゆえに、『HALAL GOURMET JAPAN』においては、「豚を使用していない」「アルコールを使用していない」など、ひとつひとつチェックボックスで選択できる条件検索システムを中心に据えた。

ハラルグルメジャパン

ハラールメディアジャパン守護ハラールメディアジャパンの守護彰浩

そもそも、ハラルに関しては、自身の信仰と知識に基づいて各個人が判断するべきであるという考え方もある。タイムアウト東京でも、ハラルが宗派や個人の解釈によって異なる様々な基準を持つということには、幾度となく触れてきた。そんな複雑なハラルについて、「現場の声が正」だと考える守護は、まさに飲食店についての知識をユーザーに提供することで、ひとりひとりが自身で判断を下せる環境を用意したと言える。『HALAL GOURMET JAPAN』では、「ハラル認証を取得している」という条件で検索することも、もちろん可能だが、その必要性は想像されるほどには高くないのかもしれない。

ハラル開国懇親会

とはいえ、ハラル認証マークが現時点でまったく意味をなさないということではない。牛、鳥、羊などの肉類は、イスラムの教義にのっとって屠殺されていなければならないため、見た目ではハラルか否かの判断ができない。この点において、ハラル認証マークは重大な意義を持つだろう。しかし、ただハラル認証マークを付ければいいというものではなく、ここでも重要なのはやはりコミュニケーションだ。たとえば、ハラル認証マークが付いていても、商品説明が日本語でしかなければムスリムの不安を拭うことは難しいだろう。それが、自国で見たことのない日本のハラル認証団体のものであればなおさらだ。

日本SI研究所、芝山は「重要なのは多様性」だと言う。訪日観光客はムスリムだけがすべてではないし、ハラル認証マークをつける以前に、できること、やることはたくさんある。商品名や原材料を英語表記をし、最終的には個人の判断に委ねる。外国人も日本人も、宗教上の食の禁忌、アレルギーも、食に関する様々な情報の重要さはすべての人に共通する。互いのリスクを避けるためにも、まずは今できる最大限の情報の開示が必要であると。

世界目線で考える。ハラル編 ハラル認証タイムアウト東京セミナー『世界目線で考える。ハラル編』より

SEKAI CAFEの物販コーナーで販売されている『侍ラーメン』や『忍者の里の醤油おかき』は、ただただハラルを謳っているのではなく、訪日外国人が購入したくなるようなパッケージに、英語での原材料表示と、購入者の目線で商品開発されている。パッケージ上でのコミュニケーションを意識しているからこそ、人気の土産物として喜ばれている。

セカイカフェ物販

セカイカフェ物販ローマ法王にも献上された、健康や環境に配慮したオリーブのプロダクトなども物販されている

高橋が訴えるコミュニケーションの重要性と、知識を提供して判断は「現場」に委ねる守護のリアリスティックな論理、そしてSEKAI CAFE芝山の姿勢には、共通する部分が多い。コミュニケーションとは、すなわち意思や情報の伝達。店舗側は客が求めているものを真摯に知ろうとし、提供するサービスについての正しい情報を明快にする。そういうシンプルなことを丁寧にしていくことは、何もハラル対応に限らずとも当然のことのように思える。ムスリムのみならず、世界中の人々を相手にする機会が急増している現在、当たり前のことが改めて問われているのかもしれない。

 

SEKAI CAFE ーOshiage 押上ーの詳しい情報はこちら
SEKAI CAFE ーAsakusa 浅草ーの詳しい情報はこちら
メイドインジャパン・ハラール支援協議会の詳しい情報はこちら
ハラールメディアジャパンの詳しい情報はこちら
日本SI研究所の詳しい情報はこちら

セカイカフェ多目的ルームSEKAI CAFE 押上の2階にある多目的ルームは、礼拝にも授乳にも使える

セカイカフェオリーブ階段には平和の象徴オリーブが

セカイカフェ

e+が手がける大型ライブカフェが渋谷にオープン。チャージとチップは全額アーティストへ

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「ブルックリンのような雰囲気の……」という常套句も聞き飽きてきたが、イープラスが2015年7月15日(水)にオープンしたライブカフェ、LIVING ROOM CAFE by eplusは、内装のちょっとした雰囲気などではなく、ニューヨーク的なスケール感と営業スタイルで我々を圧倒してくれる期待の新店だ。

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道玄坂のTHE PRIME SHIBUYAビルの5階全フロアを使う同店は、床面積が1200㎡、座席数は300席とかなりの広さ。

IMG_4051_TRIM敷地は想像以上に広く、探検気分だ

そして、同店の最大の魅力は、毎晩行われるミュージシャンによるムーディーな生ライブ。平日であればミュージックチャージはたったの300円。出演したアーティストには、チャージに加えて、バー、テラスルーム、テラスの観客から預かるチップが全額渡されるという。同店のこのシステムは、ノルマや動員など、通常、ライブ活動を行うためにはミュージシャンが様々な負担を負わなければならないことが多い日本で、新しい音楽活動のあり方を提示するものだ。

「LIVING ROOM CAFE」のその名が表す通り、同店のフロアは「アーティストが友人を自身の邸宅に招きもてなす」ことをイメージして、「リビング」「ダイニング」「パティオ」「メインバー」「テラス/テラスルーム」と、フロアの雰囲気ごとに区分けされている。

IMG_3873_TRIMエントランスはブロードウェイの劇場のような華やかさ

IMG_3911_TRIMアンティークレザーのソファと暖炉を設えたラグジュアリーな「リビング」

IMG_3897_TRIM約10mの大型テーブルで一人客でも気楽に過ごせる「ダイニング」。カウンター席には電源のコンセントも完備している。カウンター奥の大型キッチンからは、活気がひしひしと伝わってくる

IMG_3923_TRIMライブステージを正面から楽しめる「パティオ」。後方にはソファー席も。音響設備は、常設店舗日本初となるマーティンオーディオ社のスピーカーマネジメントシステムを導入している

IMG_3852_TRIMアート企画展示のメインスペースである「メインバー」は、リゾートホテルのバーのようなゴージャスさ。ここだけでひとつの店のようだ

IMG_3932_TRIM店内を彩るアート作品は定期的に入れ替えられ、購入も可能

IMG_3827_TRIM道玄坂を見下ろせる「テラス/テラスルーム」は、プールサイドのようなオープンな雰囲気。ここでは喫煙も可能だ

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フードのメニューもかなりの充実ぶりだ。スナックのチーズは7種類が常備され、『フレンチフライ』(600円)はポテトの種類(男爵いも、メークイン、新じゃが)、カットの種類(ワイルドカット、ストレートカット、シューストリングカット)を選択可能で、さらにはソースは6種セット(タルタルソース、チェダーチーズソース、フレッシュバジルソース、トマトソース、スイートチリソース、ソルト)で提供される。

IMG_4105_TRIM『フレンチフライ』のソースをつけても美味しい『特製あげパン』(400円)

IMG_4101_TRIMランチでも人気の『ステーキサンド』(1,400円)。ジューシーなビーフがたっぷり入っており、お得感のある1品

IMG_4107_TRIMスペシャルサーバーで舌触りの良いきめ細やかな泡を作りだす『樽出しアイスコーヒー』(700円)は、
生チョコレートとのマリアージュも楽しめる

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アルコールはビール、ワイン、カクテル、ウィスキー、バーボン、焼酎、日本酒などを各種揃えている。ビールは、クラフトビールの草分けであり、無二の味わいを醸す「スチームビール」で有名なアンカービールを各種取り揃えている。

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この日、ステージで行われていたのは、Kai Petite(Gt/Vo)と、ハーモニカプレイヤーNatsukiによるデュオの演奏。ベース弦を張ったアコースティックギターを操るKaiと、多彩な音色を響かせるNatsukiは、ボブ・ディランなどのスタンダードナンバーからオリジナルソングまでをあうんの呼吸で披露。生演奏ならではのロマンティックな空気が店内に満ちる様は、贅沢の一言。この日は19時00分~22時00分の間に、1セット20分の演奏を3セット披露した。

先ほども述べたように、チャージは300円。フードの価格は600円〜2,000円程度と手頃で、この価格帯で生演奏を観ながら食やアルコールが楽しめる場所は、都内ではかなり貴重だ。なお、週末はチャージ制ではなくチケット購入制のイベントが入ることが多いとのことで、その点は注意したい。

インターネット環境が普及したことでフィジカルな音楽体験の重要さが再確認されている今、同店のような業態はより価値あるものとなりそうだ。

Living Room Cafe by eplusの詳しい情報はこちら

渋谷慶一郎の特番がDOMMUNEにて放送。DSD LIVE STREAMINGで高音質配信も

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2015.07.22.渋谷慶一郎の王様と割礼。10.TVmonitor

2015年7月22日(水)にリリースされた渋谷慶一郎の最新アルバム『ATAK022 Live in Paris』の魅力を取り上げた特集番組『「渋谷慶一郎の王様と割礼/第10夜」
~「ATAK022 Live in Paris」リリース緊急スペシャル!』が、ライブストリーミングチャンネルの『DOMMUNE(ドミューン)』にて7月23日(木)の19時00分より放映される。

2014年にパリのシャトレ座で行ったソロコンサートのライブ盤である同作は、超高解像度の音質を実現したDSD技術によってレコーディングされ、通常のCDの64倍の解像度を誇るSA-CDハイブリッドとしてパッケージされていることから、今回の放送では通常の放送に加えて、番組全編をDSD中継するチャンネルも用意。さらに番組中では、SA-CDクオリティで『ATAK022 Live in Paris』の音源を生配信する。

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出演には、渋谷慶一郎に加えて、『サウンド&レコーディングマガジン』の國崎晋、アルバムA&Rであるソニークラシカルの杉田元一、同作のDSDレコーディングとマスタリングを担当したオノセイゲン、渋谷による『ドミューン』の伝説のレギュラー番組『王様と割礼』の相手役を務めていた『エレキング』の松村正人をゲストに迎え、このアルバムを中心に徹底的に語り尽くす。才人 渋谷の最新作とともに、ハイレゾの魅力にも触れてみよう。

なお、渋谷は2015年9月2日(水)、3日(木)に永福町のソノリウムでソロピアノコンサート『Playing Piano With No Speakers (2015)』を開催予定。

DOMMUNEの詳細はこちら

DSD Live Streamingに必要な環境:
・パソコン(Windows または Mac)
・KORGまたはソニーのDSD対応USB-DAC(対応機種のみ)
・専用のストリーミング用ソフトウェア『PrimeSeat』(無料インストール


「それいけ!アンパンマン」が海外進出。台湾に初のオフィシャルショップをオープン

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27年間という長きにわたって絶大な人気を誇り、日本の子どもたちのヒーローであり続けているキャラクター、アンパンマン。テレビアニメから映画、漫画、ゲームとマルチメディアに展開し、キャラクターの商業的価値をランク付けする「CharaBizDATA」における「キャラクターランキング100(2011年)」で1位になったこともある『それいけ!アンパンマン』が、今回、海外での本格的な事業展開に踏み出す。

初の試みとなる今回の海外展開の足がかりになるのは、台湾に2015年9月にオープンするアンパンマンオフィシャルショップ ANPANMAN Official Shop Taipei(麺包超人館 台北)だ。出店場所は、ショッピングモールが集まる台北の開発エリア、信義地区にある新光三越。台北で最も人気のある百貨店のひとつだ。「アンパンマンと楽しく遊び、楽しく学ぼう!」をコンセプトに、日本で人気のアンパンマン商品やショップオリジナル商品を展開し、アンパンマンの様々な情報発信の場としていくという。台湾のアンパンマン公式ホームページは2015年7月30日(木)開設予定だ。「愛と勇気」の伝道者が、世界中の子どもたちのヒーローになる日はもうすぐかもしれない。

夏休みは子どもと美術館へ。小中学生しか入れない美術館がオープン

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ヨーガン レール《浜辺のゴミで作ったランプ》2013年ヨーガン・レール《ヨーガン レールの最後の仕事》2011-2014年

今年も待ちに待った夏休みがやってきた。普段は運動場で忙しく走り回っている子どもたちにも、猛暑の厳しい夏くらいは涼しい美術館でじっくりとアート鑑賞をすることを薦めたい。東京に数多く存在する美術館では、子どもと一緒に楽しめる美術展が様々に企画されている。最先端のメディアアートで芸術にも科学にも理解を深めることのできる『しくみのひみつ アイデアのかたち』や、一見とっつきにくい工芸品をオノマトペで楽しく学べる『こども+おとな工芸館 ピカ☆ボコ』、様々な物を収集、分類、展示するという美術館行為の基本を体験できる『キュッパのびじゅつかん』など、各館がそれぞれに興味深い趣向を凝らすなか、ここでは特に、東京都現代美術館の展示空間の中に出現した、子どもしか入ることのできない美術館を取り上げたい。

はじまるよ、びじゅつかん『はじまるよ、びじゅつかん』入口

はじまるよ、びじゅつかん「おとなは はいれません」

2015年10月12日(月)まで開催の展覧会『おとなもこどもも考える ここはだれの場所?』の1コーナーをなす『はじまるよ、びじゅつかん』は、美術館の展示室の中に作られた木造の展示空間で、その中へは小学生と中学生しか入ることができない。大人は、入口のそばに掲げられた文章からコンセプトを知ることはできるものの、実際に展示されている作品については、壁の上や隙間から少し覗き見たり、糸電話を使って様子を聞いたりすることができる程度だ。

はじまるよ、びじゅつかん壁の上から覗き込むと

美術は大人にしか分からないようなものではない、とコンセプト文では語られている。むしろ、大人の方こそが分からないのかもしれない、と。確かに大人の中には、ともすれば「ピカソはキュビスムだ」といった紋切り型の解説や知識ばかりを集めて、そうして得た情報を確認するためにだけ美術館に足を運ぶ人も少なくないのかもしれない。そうではなくて、1つ1つの作品や展示空間にじっくりと対峙して、自分ひとりの感性に多くを語らせるような、自由で根源的な鑑賞体験の重要性を『はじまるよ、びじゅつかん』は訴えかけている。

はじまるよ、びじゅつかん

この挑戦的な試みを仕掛けるのは、造形作家としてだけでなく批評家としても高名な岡崎乾二郎だ。松浦寿夫との対談による快著『絵画の準備を!』をはじめとした批評活動を通して、数多くの若いアートファンにより重層的な美術の楽しみ方を教唆してきた岡崎のこと、「アート鑑賞に予備知識は邪魔」というような、魅惑的で扇情的なクリシェに終始するわけではないだろう。この『はじまるよ、びじゅつかん』に、たった1人だけ入館を許される大人「かんしいん」は、作品保護のための監視員としてだけでなく、観者同士の意見交換により理解を深める対話式鑑賞を行うためにも存在する。アーティストや批評家、学芸員など様々な「かんしいん」が参加予定だ。

はじまるよ、びじゅつかん「どうしてもはいりたい高校生」

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展示される作品は東京都現代美術館のコレクションから岡崎がセレクトしたもの。会期中は展示替えも行うので、通いつめれば、なかにはすっかり美術通になる小学生も出てくるかもしれない。会田誠ばかりが話題になっている展覧会『ここはだれの場所?』だが、そのほかにも、アトラクティブな外見の裏に、変わりゆく地球環境についての深刻なメッセージをはらんだヨーガン・レールの痛切な遺作など、大人にとっても見応えのある作品が揃っている。夏休みの機会にぜひ、大人も子どもも美術鑑賞の準備を始めてほしい。

オスカー・ニーマイヤー展『ここはだれの場所?』の展示空間からは同時開催の『オスカー・ニーマイヤー展』の一部を上から眺めることも

『ここはだれの場所?』の詳しい情報はこちら
『しくみのひみつ アイデアのかたち』の詳しい情報はこちら
『こども+おとな工芸館 ピカ☆ボコ』の詳しい情報はこちら
『キュッパのびじゅつかん』の詳しい情報はこちら
『オスカー・ニーマイヤー展』の詳しい情報はこちら

下北沢の電子たばこ専門店に行ってきた

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日本でも徐々に浸透しつつある電子たばこ(ベイパー)文化。日本ではニコチンを含む電子たばこの販売は禁止されていることもあり、禁煙、減煙のために、またはファッション感覚で始める人が多い。とはいえ、一般的にはまだまだ親しみの薄い嗜好品である。

下北沢に2015年4月11日にオープンしたVape Store M5+は、国内外から選りすぐった200種類以上のリキッドを販売し、店内で無料体験もできる電子たばこ専門店。サロンのような雰囲気の店内では、電子たばこの魅力に気軽に触れることができる。

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現在、世界で使用されている電子たばこは、2003年に中国で開発されたものがモデルになっていると言われており、その後の世界的なたばこ規制の強化などが影響し代替品としての需要が高まった。

電子たばこは、「リキッド」や「ジュース」と呼ばれるフレーバー溶液を吸引機で気化させ、蒸気を吸引して香りを楽しむという仕組み。様々なフレーバーを揃える同店では、夏になってきたことで最近ではヨーグルトやシリアル系の爽やかなフレーバーが人気とのこと。また、海外ではあまり人気のないメンソール系も日本では人気だという。

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店内では、専門知識の豊富なスタッフに相談しながら、好みや予算に合ったフレーバーを見つけることができる。購入後のアフターケアがしっかりしているのも専門店ならではだ。

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様々なカスタマイズが可能な点も電子たばこの楽しみのひとつ。同店ではパーツやアクセサリー類も豊富に取り揃えているので、少しずつ買い揃えて自分だけの一本を作ることができる。

OKMB4062こちらの常連客は、これまでに2千種類以上のジュースを試したことがあるという玄人ベイパーだった。色々なフレーバーを持ち歩くことができ、その時の気分に合わせて吸えるのが電子たばこの魅力だという

ベイパーデビューを目論んでいた人は、まずは同店で手ほどきを受けてみてはいかがだろうか。

Vape Store M5+の詳しい情報はこちら

増田セバスチャンプロデュース、KAWAII MONSTER CAFE(カワイイモンスターカフェ)が原宿にオープン

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A19A9395増田セバスチャンとダイヤモンドダイニング代表の松村厚久

2015年8月1日(土)に、様々なクリエイティブな文化を産み出して来た街、原宿に新たな名所が誕生する。その名もKAWAII MONSTER CAFE(カワイイモンスターカフェ)。プロデュースを手がけたのは「KAWAIIカルチャー」を世界に発信しつづけ、6% DOKIDOKIなどの店でも知られる増田セバスチャン。「カワイイ」文化と「モンスター」を組み合わせ、「モンスターの胃の中」をコンセプトに作り上げられたこのカフェは、極彩色に彩られ1つのテーマパークのようだ。

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A19A9467「Mel-Tea Room(メルティールーム)」

まず、入り口を入るとシンボルとなるケーキ型の巨大メリゴーランドが出現。これは、増田が小学生の頃からメリーゴーランドを作りたいと思っていた夢が実現したもの。店内は4つのゾーンで構成されており、カラフルで毒々しいキノコが頭上を覆う「Mushroom Disco(マッシュルームディスコ)」、大量の哺乳瓶の照明が印象的な「Milk Stand(ミルクスタンド)」、クラゲをイメージしたバースペース(試験管に入ったドリンクやカプセル付きのユニークなドリンクなども揃える)「Bar Experiment(バー エクスペリメント)」、同店で1番甘い空間「Mel-Tea Room(メルティールーム)」だ。トイレのタイルひとつひとつまでこだわったという増田のこだわりがそれぞれのスペースからも伝わってくる。

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同店のアイコンとなる5人のスタッフ「Monster Girl(モンスターガール)」。それぞれ「DOLLY」、「BABY」、「CRAZY」などのコンセプトがあり、この「テーマパーク」で客を楽しませてくれる存在となるそうだ。(コスチュームのディレクションは、ファッションブロガーでジャーナリストのミーシャ・ジャネット、デザイナーはTOMO KOIZUMI、ヘアスタイリストKUNIO KOHZAKIが担当している)。そして、英語を話せるモンスタガールや、英語のほかに中国語や韓国語も堪能なスタッフが常駐し、海外からの客にも対応していく。

A19A9438『カラフルポイズン Cake(ケミカル)』(2,800円)

A19A9501『カラフルレインボーパスタ(ペインター)ディップ』(1,300円)

また、遊び心に溢れたユニークなメニューが揃い、「パスタで口の中に絵を描いてみたら」というアイデアから生まれた、パレットのような皿に盛られた生パスタのペペロンチーノ『カラフルレインボーパスタ(ペインター)ディップ』(1,300円)や、緑やオレンジの生クリームを使った『カラフルポイズン Cake(ケミカル)』(2,800円)、外国人客に向けた巻き寿司『MAKIZUSHI(キリミ)』(1,150円)など。一体どんな味がするのかと想像力をかき立てられ、見た目も楽しくわくわくするメニューの数々だ。

増田が作り出した360度隙のないこのテーマパークは、国内だけではなく訪日外国人が「原宿をそのまま楽しめる」場所として訪れる新たな観光地として注目していきたい場所だ。

KAWAII MONSTER CAFE(カワイイモンスターカフェ)の詳細はこちら
インタビュー:増田セバスチャンはこちら

A19A9505メニューは、デコレーションされたiPad

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『横浜でしかできない50のこと』英語版 第2弾をリリース

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タイムアウト東京マップの人気シリーズ『横浜でしかできない50のこと』(英語版)のセカンドエディションが表紙も新たにリリースされた。

東京に次ぐ日本の大都市横浜は、都心から30分とアクセスもよく、ショッピングだけでなく遊園地や世界最大級を誇る中華街などが楽しめ、世界中からの観光客を惹き付けてやまない。人気スポットを前回から残しつつ、今回は横浜駅西口のディープな横丁狸小路や牛ヒレカレーが絶品な老舗中華料理屋の北京飯店、座禅体験ができる総持寺など、横浜の新たな魅力が発見できるヴェニューも紹介している。

横浜駅周辺やみなとみらいエリアだけでなく、市全体に散在している様々なアトラクションを網羅すべく、広域範囲のマップも掲載。また、その美しい港町の風景や歴史を感じることのできる街並みをカメラにおさめる絶好のスポットを紹介しているほかに、1日で横浜を楽しめるモデルコースも掲載しているので観光の際に参考にしてほしい。

価格は無料。横浜だけでなく、都内の観光案内所や主要ホテル、駅などで配布される予定だ。

電気グルーヴのドキュメンタリー映画が予告編を公開。監督は大根仁

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2015年12月公開予定の電気グルーヴ初のドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE?~石野卓球とピエール瀧~』の予告編が公開された。

同作では、1989年8月20日、大阪の十三ファンダンゴでの初ライブから、メジャーデビュー〜ブレイク〜活動休止〜再開まで、現在の電気グルーヴに至る26年に及ぶ歴史を振り返る貴重な記録映像とともに、様々なアーティストや関係者の証言で構成され、「電気グルーヴとは、果たして何者なのか?」を解き明かす。日本の様々なカルチャーと密接に結びつき、牽引してきた彼らの濃密な歴史は、電グルファンやテクノファンならずとも必見だ。

『DENKI GROOVE THE MOVIE?~石野卓球とピエール瀧~』
監督:大根仁
キャスト:電気グルーヴ(石野卓球、ピエール瀧)、天久聖一、Andi Absolon(元ヨーロッパ ブッキング エージェント)、ANI(スチャダラパー)、Bose(スチャダラパー)、CMJK、DJ TASAKA、日高正博 ((株)スマッシュ 代表取締役)、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、道下善之((株)ソニー・ミュージックアーティスツ)、中山道彦((株)ソニー・ミュージックアーティスツ 代表取締役)、小山田圭吾、SHINCO(スチャダラパー)、砂原良徳、山口一郎(サカナクション)、山根克巳(LIQUIDROOM)、山崎洋一郎(rockin’on JAPAN総編集長)、WESTBAM

『DENKI GROOVE THE MOVIE?~石野卓球とピエール瀧~』の詳しい情報はこちら

世界初、子供用の『歌舞伎フェイスパック』が8月7日より発売開始

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歌舞伎フェイスパック『歌舞伎フェイスパック』

一心堂本舗が8月7日(金)より、世界初となる子供用の『歌舞伎フェイスパック』と『動物フェイスパック』の発売を開始する。

「日本を代表する顔を世界に紹介するブランド」というコンセプトのもと、これまでにも様々なフェイスパックシリーズを展開してきた一心堂本舗。今回子供用のフェイスパックとして発売される『歌舞伎フェイスパック』、『動物フェイスパック』に加え、山本寛斎がロンドンで行ったファッションショーのメイクをもとに作られた『ファッションフェイスパック』や、人気コミック『進撃の巨人』とコラボレーションした『進撃の巨人フェイスパック』、世界的ロックバンド、KISSになりきることのできる『KISSフェイスパック』など、様々なジャンルとコラボレーションしたフェイスパックを販売している。

子供心をくすぐるであろう同フェイスパックは、これからの季節、日焼け後のスキンケアにも最適だ。家族で楽しんだり、日頃のスキンケアとして使用するのはもちろん、手土産として「日本の顔」をプレゼントするのも良いだろう。

一心堂本舗の詳細はこちら

歌舞伎フェイスパック『歌舞伎フェイスパック』

動物フェイスパック『動物フェイスパック』

動物フェイスパック 『動物フェイスパック』


パスザバトンが京都祇園に新店舗をオープン

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PASSTHEBATON 京都祇園

2015年8月8日(土)、「現代のセレクトリサイクルショップ」として多くのファンを持つPASS THE BATON(パスザバトン)が、丸の内店表参道店に続く3店舗目を京都の祇園にオープンする。外国人観光客が多数訪れる四条通り以南の花見小路ではなく、北側の白川沿いへの出店というところも見逃せない。

PASSTHEBATON 京都祇園オープン前8月1日時点での様子

「new recycle」をコンセプトに、「すごく愛用していたけれど今は使わない、でも捨てるのは惜しい」品物に持ち主の顔写真とプロフィール、品物にまつわるストーリーを添えて販売している同店。京都祇園店では新たに初の飲食形態「お茶と酒 たすき」を併設し、1年を通して提供されるかき氷や和テイストを取り入れたカクテルなどで、京都を訪れる観光客を優しくもてなす。

PASSTHEBATON 京都祇園

PASSTHEBATON 京都祇園

京都の繁華街、河原町から鴨川を越え、八坂神社へ至る四条通りの南北に広がる祇園の町だが、通りごとにその表情は若干異なる。先に触れた、祇園のメインストリートとも言うべき四条以南の花見小路と比べ、北側の祇園には高級クラブなど水商売の店が多い印象のせいもあってか、観光客の数はぐっと減る。しかしながら、白川の北側にある縄手通り(四条以南では大和大路)や古門前通り、新門前通りには古美術や骨董を扱う町家造りの店舗が軒を連ね、写真集や美術書を多く扱う古書店や英語対応の可能な店舗もちらほらと見られ、コアな日本好き、京都好きには人気のエリアでもある。

PASSTHEBATON 京都祇園PASS THE BATON 京都祇園店の目の前を流れる白川は、桜の名所としても知られる

四条通りから縄手通りを「上リ(北に行き)」、白川通りを「東入ル」ところにある同店は、そんな白川地域の特色にもマッチした注目スポットとなるだろう。伝統的建造物をリデザインした店内では、愛着の染み付いたリサイクル品だけでなく、京都の伝統工芸とのコラボレーションアイテムも展開していくという。

シミ竹箸と京焼箸置きセットシミ竹箸と京焼箸置きセット

西陣織 プリーツフリルトートバッグ西陣織 プリーツフリルトートバッグ

祇園らしい情緒ある風景が楽しめるメインストリートももちろん素晴らしいが、おびただしい数の観光客の記念撮影や、それでもスピードを緩めようとしないタクシーに疲れを感じたら、静かな白川沿いでゆったりとした時間を過ごすのもよさそうだ。

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シンガポール独立50年記念式典が新宿高島屋で開催

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2015年8月9日(日)、一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会が、新宿高島屋にて、今年独立50年を迎えるシンガポールを祝して「日本からおめでとう!シンガポール独立50年」記念式典を開催。本式典は、来年がシンガポールと日本の国交樹立50年を迎える年であり、これを契機としたシンガポールと日本両国間における相互交流のさらなる促進を図る観点から、まずは今年のシンガポール独立50年に対して、日本から祝福の意を込めたものとなっている。式典では、日本政府観光局からシンガポール政府観光局日本支局に祝辞とともに花束贈呈が行われたほか、全日空と日本航空のキャビンアテンダントとスタッフが、一般来場者先着100名にシンガポールの国花である蘭の切り花を配った。

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向かって右が高島屋店長の安田洋子

式典には日本政府観光局理事の小堀守や、シンガポール政府観光局日本支局長の柴田亮平、新宿高島屋店長の安田洋子などが参加。安田は、「シンガポールにも20年以上前から高島屋の支店があり、現地では「タカ」という愛称で親しまれている。そういった縁からも、今日は高島屋でこのような式典を開催できて嬉しい」と語った。

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シンガポールの国花、蘭の切り花

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一般来場者の長蛇の列ができた

新宿高島屋の情報はこちら

新宿にキャバレー文化を。生声にこだわったシャンソンライブが毎月開催

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Le Monde de Seiji ~聖児の世界~世紀転換期のパリ、ベルエポックの空気に憧れたことが一度でもある人なら、エリック・サティやパブロ・ピカソよろしく、キャバレーでシャンソンやアルコールに耽溺したいと夢想したことがあるだろう。日本でも「シャンソニエ(本来は、歌を作り歌う人の意)」と呼ばれるライブハウスが一世を風靡したが、美輪明宏を輩出したことでも名高い銀座の「銀巴里」が1990年に閉店したことにはじまり、次々と有名シャンソニエが廃業を余儀なくされ、シーンを気楽に享受するのが難しくなった。2015年の8月から12月にかけて新宿にて毎月開催される『Le Monde de Seiji ~聖児の世界~』は、そんな東京人にとって閉ざされつつあるシャンソンの世界への扉を、慎ましくも確かに開くものとなるだろう。

聖児プロフィール画像

主役となるシャンソン歌手の聖児は、国内はもとより、本場パリでもホール、劇場公演を成功させてきた実力派だ。いわゆるシャンソン界のみならず、ピチカート・ファイヴの高浪慶太郎や野宮真貴、ムーンライダーズの武川雅寛、ピエール・バルーら幅広いアーティストたちがレコーディングに参加してきた。また、女優の松田美由紀や、寺山修司の演劇実験室「天井桟敷」出身の蘭妖子など、強烈な個性との共演でも注目を集めている。

フランス文学者で作家の堀江敏幸が「甘やかにざらつく」と賞した声で、人生の悲喜こもごもを美しく激しく歌い上げる聖児は、その厚い交友録からも分かるとおり、各界に多くのファンを持つ。三菱商事初の社内ベンチャーから独立し、PASS THE BATONSoup Stock Tokyoなどユニークな店舗展開で知られる会社、スマイルズの代表を務める遠山正道もそんな1人だ。

歌が、大きなかたまりのまま、口から入ってくる。
咽喉につまって、涙がでる。
胸につかえて、パンパンになる。
他人に気付かれぬよう、あごの滴がかわくまで、前を見つめている。
いっつも、そうなる。

遠山正道

聖児プロフィール画像

会場となるバーtoiletもまた、スマイルズから社内ベンチャー第1号として立ち上がった店舗だ。看板ひとつない入口から木造家屋の細い階段を上ったところにあるこのバーは、アルコールランプの柔らかな光と、静かに温かい音楽で、夜ごと様々な人々を迎え入れる。店内奥にある猫足のバスタブや、ライアン・マッギンレーのオリジナルプリントがキラリと光るセンスをうかがわせる。

toilet店内風景

toiletマッギンレー

「ささやかなこの空間にアーティストやクリエーター、感度の高い人たちが集まる様は、パリで現在もなお営業を続ける老舗キャバレー『オ・ラパン・アジル』を訪れた時に夢想した、エディット・ピアフが唄い、画家のピカソやユトリロ、マティス、詩人のアポリネールらが通った頃の本当のシャンソニエの空気を感じる」と、聖児は言う。大きなコンサートホールや劇場ではなく、あえて新宿の小さなバーを会場に選んだのには必然的な理由があったのだろう。どんな情報でも即座に手に入ってしまう現代においては、音楽すら情報として簡単に消費されてしまう傾向にある。だからこそ聖児は、ピアノの生音、マイクなしでの生声での歌唱にこだわった。緊密な空間での濃密な時間を、ぜひ体験してほしい。

『Le Monde de Seiji ~聖児の世界~』の詳しい情報はこちら
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toilet店内風景

toilet店内風景

檸檬が新曲を配信。入江陽、鈴木早織(THE SUZAN)らを迎えたウェディングソング

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君と出逢えばJKT

70〜80年代のシティポップやニューミュージックの再構築をコンセプトに、これまで3枚のEP作品をリリースしてきた音楽プロジェクト、檸檬。サウンドやメロディー、歌詞にいたるまで、その徹底したプロダクションでコアなリスナーから支持を集めてきた同プロジェクトが、今回、初となるデジタル配信でニューシングル『君と出逢えば』を2015年8月14日(金)にリリースする。

檸檬アー写真檸檬

同シングルは、A面とB面にそれぞれ歌詞とミックスの異なる『君と出逢えば』を収録。幼じみの2人が恋愛成就に至る過程を、A面とB面でパラレルストーリーとして描き分けている。A面ではネオソウル歌謡シンガーとして話題の入江陽と、THE SUZANの鈴木早織の2人による異色デュエットが、B面ではルルルルズのモミが、それぞれ歌声を披露。

・入江陽
「結婚という、まっすぐでハッピーなテーマで、檸檬の音楽愛あふれる甘くて暖かいサウンドの中で歌うことができて、レコーディングもとても楽しかったです。これまでの僕とまた違う声色が引き出せた気がします。」

・鈴木早織(THE SUZAN)
「年月を経て結ばれる男女の心情が描かれる本作は、ハッピーなのに甘酸っぱい歌声、檸檬らしいノスタルジックなアレンジが詰まっている良質のポップソング。初めて日本語の歌に挑戦したが、檸檬との制作はリラックスできて本当に楽しかった。」

また、過去にはユーミンをはじめとするニューミュージックへのオマージュを捧げてきた檸檬だが、今回はその集大成として、80年代ポップスの王道サウンド、フィル・スペクターよろしく400トラックのテープコラージュを凝らした「ウォール・オブ・ サウンド」を披露。スタートボタンを押した瞬間から幸福感が溢れる、珠玉のウェディングソングとなっている。

CMディレクターは檸檬のアートワークも手がけるYOSHIROTTEN

同曲は2015年8月13日(木)より全国でオンエアが開始された黒田エイミ出演の『スマ婚2015』のテレビコマーシャルソングにも使用されている。フィジカルリリースとしては2015年9月25日(金)よりアナログ7インチレコードでも発売される予定だ。

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日本のポップカルチャーを伝えるフェスティバル”Waku Waku+NYC”がニューヨークにて開催

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NYCGO[1]
ニューヨーカーたちに日本のポップカルチャーを伝え「ワクワク」させようというフェスティバルが2015年8月29日(土)、30日(日)の2日間にわたり行われる。Brooklyn Expo Centerを拠点にアニメ、マンガ、音楽、食、映画、ファッションなどのコンテンツを伝えていく。

locations-brooklyn-expoBrooklyn Expo Center

期間中には展示、上映会、ライブなど様々なイベントが行われる。『ドラゴンボールZ』の上映会では、脚本を担当した小山高生、同じく脚本家で小山の息子である小山真が登壇しQ&Aを行う。そして、ロリータファッションを代表する2ブランド『Baby, the Stars Shine Bright』、『PUTUMAYO』のファションショー、原宿カワイイ文化を牽引するアーティスト、増田セバスチャンの新作『Time After Time Capsule』のTransmitter Parkでの展示。そのほかにも、けん玉世界チャンピオンや日本アニメの英語版の声優など、日本とニューヨークから様々なゲストが参加し、双方の文化を織り交ぜたイベントとなる。

08a3b6298a379fdf5870106d2626d76dba1b328e_tn647x298増田セバスチャンが監督を務めた、映画『くるみ割り人形』の上映も (C)1979,2014 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN

そして、食のブースには、ニューヨークに店を構える日本食店が集まり、シュークリーム専門店ビアードパパ、たこ焼、明石焼などのたこ料理専門店道頓堀くくる、一風堂ニューヨークによる日本酒が飲めるバーなどが出店。また、最終日の夜には、m-floの☆Taku TakahashiによるDJパフォーマンス、アソビシステム所属のモデル、歌手であるYun*chi、NASAの衛星画像や文化遺産の映像を組み合わせた映像に合わせて演奏するBELLA GAIAによるライブが行われる。

『Waku Waku+NYC』の詳細はこちら

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